2010年05月27日

<普天間>辺野古移設 またアメとムチ、裏切りに沖縄怒り(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相が23日沖縄に伝えた米軍普天間飛行場移設の結論は、旧自公政権が5年前に米政府と合意した米軍再編中間報告と同じ、名護市辺野古だった。沖縄の同意を得ないまま、米政府との合意を優先させた「頭越し」の手法も同じ。「最低でも県外」。鳩山首相が口にした衆院選から9カ月。初めて県外移設に踏み込んだ首相にかすかな期待を残していた県民は、首相の裏切りに怒り震えた。一方、移設現行計画を条件付きで容認してきた辺野古では、振興策を巡る政府との協議に前向きな声も漏れた。【斎藤良太、徳野仁子】

 辺野古に住む当山佐代子さん(65)は、首相が北部12市町村の首長と懇談した会場周辺で開かれた抗議集会に駆けつけた。「辺野古に基地を持って来るという説明のためだったら、首相には本当に来てほしくなかった」と憤り「沖縄県民はこれまで優しすぎた。怒りの声を上げ、県民が手をつないで反対運動をやりぬくしかない」と力を込めた。

 名護市宮里の崎浜秀司さん(79)も抗議集会に。「自公政権ではアメとムチで抑えられ、移設の賛否を発言しなかった市民も多かった。それを変えたのは鳩山首相なのに、これまでと同じやり方を参考にしようとしている」。首相の「変心」を非難した。

 辺野古で移設反対の座り込みを続けるヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)浩代表委員(63)は首相と各首長の懇談に「基地というムチを押しつけるので、今後、振興策というアメを持ち出そうとしているのだろう。自民党がやっていたことと何も変わらない。政治家として恥ずかしく、つける薬はない」と嘆いた。

 今年1月の市長選で移設反対の稲嶺進市長に敗れた島袋吉和前市長は「鳩山首相は努力もせずに思いつきで言っており、言葉があまりに軽い」と痛烈に批判。辺野古が移設先として浮上した96年以降の経緯に触れ「私たちは14年間、反発を受けながら地元を説得してきた。そういう苦労を今の政権は分かっていない。前政権が作った案に戻るにしても、根回しもなしにいきなり理解を求めるのは無理がある」と突き放した。

 一方、辺野古区行政委員の古波蔵(こはぐら)広さんは「普天間を受け入れるところはなく、最後は辺野古になると思っていた。驚きはない」と移設の“辺野古回帰”を冷静に受け止めた。

 鳩山政権の迷走ぶりには「鳩山首相自身の責任ではなく、周りの人々が必要な情報や事実を首相に正確に伝えていなかったことが原因ではないか。首相には同情するし、お疲れ様と言いたい」とかばう余裕さえみせた。

 今後について「まだ政府が正式決定したわけではない。政府が正式にこちらへお願いに来られるならば、地域振興策など地元としての条件を提示したい」と話した。

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posted by サキヤマ マサオ at 14:44| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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